2011年12月24日

#23 水木しげるロードというところ

境港市にある水木しげるロード、年間370万人が訪れるという観光名所であります。申し上げるまでもなく、水木しげると言えばゲゲの鬼太郎をはじめとする妖怪のラインアップが有名ですが、この商店街では水木氏がここ境港市の出身であったのを縁としています。

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平成5年、23体の妖怪ブロンズ像を商店街に設置して水木しげるロードがオープンしました。平成5年か、思ったよりも以前から存在していたのですね。シャッター街だった商店街の起死回生の街おこし事業、アニメキャラでこけたら後がない、地域の命運を賭けた大仕事だったはずです。しかし心ない者によってこれらの像が盗まれたり壊されたりする事件が発生してしまいました。どこにでもこのような不届き者がいるもので、街おこしに賭けた商店街の人々がどれほど情けない思いをしたことかお察しいたします。ところがこの事件が全国に報道されることで水木しげるロードの知名度がアップするきっかけになったとか!世の中何が幸いするか分からないものですね。

入場者数に注目すると、初年度は2万人程度だったが、平成9年には18万人、平成17年には50万人。そして映画『妖怪大戦争』やNHK連ドラ『ゲゲの女房』などが大ヒットしたことが更なる追い風になって平成22年には370万人まで達するという、まさに超右肩上がりの入場者数を記録していったのです。ブロンズ像も徐々に増えて今は139体! これは像一体100万円のスポンサーを募った結果だったというから驚きです。妖怪様々ですね。

このように水木しげるロードは街おこしの成功例として全国から注目されているのですが、成功の要因を分析してみると(あくまで清水の私見ですが)。
昔からTVアニメで『ゲゲの鬼太郎』を繰り返し放映していて、鬼太郎やネズミ男,ねこ娘などは国民的な人気がある。この幅広い年齢層に受ける対象を街おこしのキャラに決めたというのが成功のポイントの一つ、そして商店街全体が照れることなく全力でキャラに徹したというのが二つ目のポイントであろう、どこもかしこも妖怪一色、とにかく妖怪に関するありとあらゆる物が集まっています。正直ここまでやるか!と思わせます。

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個人的にはネズミ男が面白いと思っています。いい加減を絵に描いたような奴で、鬼太郎や目玉親父をいつ何時裏切っても不思議でないような不審な挙動をとるが、悪に徹し切ることができず最後の最後は必死に許しを請う、その情けなさが笑えます。

彼の名前ついた面白いお土産を買いました。むかし奈良の『シカの糞』というのも聞いたことがありますが、似たような発想経路だったのでしょうね。
しかし、こう見えても国産の黒豆を使った甘さ控えめの大人の味です。皆さんも水木しげるロードに行ったらこれ買ってください、馬鹿受け間違いありませんよ。

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posted by S.Shimizu at 17:34| 院長ブログ